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雨の歌で綴る旅日記その1 

福岡は玄海灘、荒ぶる男の海。
そのほとりにたつ、1軒のリゾートホテル。
そこの半額宿泊券を友人から譲ってもらった我が家は、10月9日、10日で一泊旅行を決め、ワクワクしてその日を待っていた。
ところが、台風22号が発生してしまう。
最悪、旅行を1日ずらすかと、ぎりぎりまで様子を見ていたが、台風は進路を九州からそらし、旅行は最初の予定通り決行することに。
結果的にこれが吉となったか凶となったか、全てが終わった今も、それを知る術はない・・・。

<はじまりはいつも雨 byASKA>

10月9日、朝起きたらすでに雨。
午前中、私は耳の病院、ダンナは仕事に行き、昼食後、さぁ出発!
出発ももちろん雨。

でもでも、どっちにしても今日はホテルまで直行である。
雨、降ったっていいもんねーーー。
どこも寄らないもんねーーーー。

・・・しかし・・・それにしても雨足がどんどん強くなってきた。
もはや眼前白くけぶる土砂降り状態。
次第に無口になる車内。
雨音が子守唄になり、眠りこける3歳児。
カーナビの「300メートル先、・・・・です。」という声のみ響く車内。
付合いはじめの恋人同士なら、こんな雨でも甘く楽しい会話が繰り広げられるのだろうが、結婚7年目の馴れ合い夫婦の場合は
「すごい雨だなぁー」
「だんだんひどくなるねー」
発展性も何もない、つぶやきのような会話がぽつりぽつり交わされるだけである。

<たどりついたらいつも雨降り by吉田拓郎>

午後4時、ホテルに到着。
結構大きなリゾートホテル、結婚式にも力を入れてるようだ。
部屋は和室で、清潔ではあるがかなりシンプル、ちょっとビジネスホテルっぽい。
比べると、やはりハミルトン宇礼志野はセンスがいいなぁと思わされる。
ともかく、夕食の7時までのんびりとくつろぐことにする。
つか、外は雨で、ホテル内でくつろぐしかない。
そのうちくつろぐにも飽きてきたが、無理矢理くつろいで、いいかげんくつろぎ疲れた頃、ようやく7時になりぺこぺこのお腹でレストランへ。

夕食はフランス料理のフルコースである。
これがなかなか美味しくって、ワインとともに堪能。
チビのお子様用の料理(1500円)も良く、私が普通に食べたいくらいであった。

食事の後は温泉。
ダンナにとって、今回の旅行の目玉がある。
ここではダンナがかねてより念願だったアカスリが出来るのだ。
30分コース アカスリ+ボディトリートメント+ヘアシャンプー 4000円。
で、その感想は・・・
「なんかさ、アルバイトみたいな茶髪のにーちゃんが、ふつーに体洗っただけだった。」
かなり期待外れだったらしい。
そっか・・・せめてねーちゃんだったら良かったのにな。

<雨の慕情 by八代亜紀>

さて、翌日。
早朝温泉に入り、朝食。
和洋折衷の、可もなく不可もなくのバイキング。
9時頃フロントで精算を済ませる。
窓の外は相変わらずの雨。
かなりのどしゃ降り。
背中が冷たい。ホテルの中まで雨漏りするほどに・・・・

ん? 雨漏り?

ぎゃー、リュックから雨漏りがぁぁぁぁ

大慌てでトイレに駆け込み調べると
チビのボトルコーラの蓋が外れてリュックの中は大洪水。
中の物を全部出し、リュックを洗い、濡れた物をチェック。
コーラまみれのブツの数々。
だがタオルや化粧品はいい。問題は・・・
カメラ セーーーーフ
携帯 セーーーーーーーーフ
デジカメ セー

♪雨雨 降れ降れ もっと降れ
私のデジカメ 逝っちゃった・・・・

<その2に続く>

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